不妊治療
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不妊治療
不妊症とは、自然な夫婦生活で2年以上経過しても妊娠しない状態をいいます。
結婚したカップルの10組に1組の割合で不妊症に悩んでいるといわれています。
お子さんがほしいのになかなかできないのならば、ぜひ一度、婦人科を受診することをおすすめします。
当院では、『タイミング法』と『配偶者間人工授精(AIH)』を行っています。
タイミング法
タイミング法とは、妊娠しやすい最適な日時に性交渉を持つタイミングを医師が指導することで妊娠を目指す方法です。
受精能(精子と受精できる能力)の高い成熟卵子を準備したのち、排卵時期を設定したり正確に予想したりすることで、最も妊娠しやすい日時を指導する医学的な不妊治療の1つです。
対象は、体内での自然妊娠が可能なカップルです。
不妊原因が女性側の場合では、両側の卵管に異常がないこと、重篤な排卵障害がないこと、などが条件となります。
不妊原因が男性側の場合では、精液検査の結果が正常であることが条件となります。
配偶者間人工授精(AIH)
「人工授精」とは、精液を採取し、事前に洗浄などの処理をして、処理後の精子をカテーテルで子宮内に注入することによって、妊娠を試みる方法です。
対象は、不妊症の中でも一般的に精子の数が少ない、運動率が低い場合、またはタイミング法を行ってもなかなか妊娠しない場合です。
この方法を選択するためには、まず子宮卵管造影検査やホルモン検査、排卵チェック、精液検査などを行う必要があります。その結果、卵管が通過していることや排卵がなされていることが条件となります。